研修旅行  「相良藩700年を訪ねる旅」


   令和元年9月26日(木)、いずみ郷土研究会の研修旅行を実施した。
     「相良藩700年を訪ねる旅」をテーマに掲げ人吉方面を訪れた。午前8時に
   出水を出発し伊佐市経由で、人吉市内へ。帰りは 球泉洞より芦北・水俣経由
   で午後5時に出水へ。秋晴れの好天気に恵まれ、最高の旅行日よりだった。参
   加者28名。人吉では、現地ガイド付きだったので、各研修地の内容が良く分
   かり楽しい研修が出来た。研修地は下記の通り。

                       
 人吉城歴史館   
       史跡人吉城跡を総合的に理解するためのガイダンス施設です。館内は展示棟、管理棟、

   地下室遺構覆屋からなり、中でも全国的に類例のない井戸を備えた
    特殊な石造りの地下室遺構は、建造当初の姿に石積みを復元してあった。


 人吉城跡   
   相良氏700年の居城。相良氏が鎌倉時代に地頭として人吉荘に赴任して
   以来35代670年の長きにわたり在城し、江戸時代には人吉藩の藩庁であった。     

   国の史跡に指定されている。

 
 願成寺 
       相良家の菩提寺となっている。13世紀に創建されて以来、何度も火災に見舞われ、
    その度に再建された。現在は、1877年の西南戦争で焼けた後、1921年に建てられ
   た。本尊は阿弥陀如来坐像で国の重要文化財に指定されている。


  青井阿蘇神社 
      平安時代の806年に創建された。 本殿・廊・幣殿・拝殿・楼門の5棟社殿群が
   2008年、国宝に指定された。茅葺(かやぶき)の桃山期の華麗な装飾を取り入れ
   ており、華やかさと迫力を感じられる。
      

 永国寺      
   幽霊寺として有名な永国寺の歴史は大変古く、室町時代初期の応永15年(1408)に実底             和  和尚による開山、今から約600年前の創立。また、この寺は田原坂で敗れて
   人吉に入った西郷隆盛が、薩軍本営に定めた寺としても知られている。


 球泉洞  
   球磨川沿いの鍾乳洞。全長3Km余り鍾乳石の芸術が地底に眠っている。地球の
   記憶が蘇る3億年の自然の神秘「球泉洞」は、九州最大の鍾乳洞であり、およそ
   3億年前海底にあった石灰岩層が隆起してできたと推測されている。
    現在でも少しずつ侵食を続けており独自の生態系を持つ洞穴生物が生息している。
   3億年もの年月をかけて自然がつくり出した芸術作品です。